2025年04月15日
【News LIE-brary】快進撃の裏に"あの"クルマ? 別に、マツダ・クロノスなんか関係ないんだからねっ! …たぶん。
まったく、世間ってのはすぐ何かにかこつけて騒ぎたがるんだから。今、欧州サッカー界隈をちょっとだけ(本当にちょっとだけよ?)ザワつかせているFCヴァルトシュタットとかいうチーム。まあ、たしかにチャンピオンズリーグで予想外の勝ち上がりを見せてるのは、認めてあげなくもないけど…。
でもね、その快進撃の理由が、監督が乗ってるポンコツ…じゃなくて、古めかしいクルマにある、なんて報道には、正直言って呆れちゃうわよね! しかも、そのクルマが、よりによって「マツダ・クロノス」ですって!? 勘違いしないでほしいんだけど、別にクロノスが悪いって言ってるわけじゃないのよ? ただ、ねぇ…。
クロノスって、あの時代の…まあ、そういうクルマよね
知らない人のために一応、説明してあげるけど(感謝しなさいよね!)、マツダ・クロノスっていうのは、遥か昔、1990年代初頭にマツダが「本気出す!」とか言って鳴り物入りで投入したセダンよ。当時のマツダお得意の、ちょっと凝ったメカニズムとか、滑らかなデザインとか、まあ、そういうのがウリだった…らしいわ。V型6気筒エンジン積んだグレードもあったりして、当時は「これで高級車市場に殴り込み!」みたいな意気込みだったんでしょうけど…。
結果は…まあ、ご想像にお任せするわ。別に、商業的に大成功したとは言えないっていうか、むしろ…ねぇ? 兄弟車がいっぱいあって、どれがどれだか分かんなくなっちゃった、なんて話も聞くし。決して悪いクルマじゃなかったのかもしれないけど、時代の波に飲まれたっていうか、ちょっとだけ地味だったっていうか…。とにかく、今となっては街中で見かけることも稀な、ある意味「幻の存在」? いや、そこまで持ち上げるほどでもないわね。ただの古いクルマよ、古いクルマ。
ヘルマン監督と、例のクルマ。「ただの足だ」って言い張るけど…
で、その「ただの古いクルマ」であるクロノス(しかも結構年季の入った'92年式らしいわよ)を、FCヴァルトシュタットのヘルマン・シュルツェ監督は、もう何年も大事に(?)乗ってるんですって。なんでまた、そんなクルマを…って思うじゃない?
本人に言わせると、「別に深い意味はない。ただの移動手段だ」「燃費? 気にしてないな(強がり)」「新しいのを買う金がないだけだ(絶対ウソ)」なんて、素っ気ない返事しか返ってこないらしいわ。まったく、可愛くないんだから。
でもね、一部のタブロイド紙とかが嗅ぎつけた情報によると、このクロノス、監督がまだ無名のコーチだった頃、初めて自分の給料で買ったクルマなんだとか。苦しい時代を一緒に乗り越えてきた、いわば「戦友」みたいな存在…なのかもしれないわね。まあ、本人に直接聞いても、どうせ「くだらん憶測はやめろ!」って怒鳴るだけでしょうけど。ツンツンしちゃって、もう!
「勝利の女神」? いい加減にしてほしいわ!
問題は、ここからよ。FCヴァルトシュタットが、まさかまさかの勝ち上がりを見せ始めたことで、一部のメディアやファンが、このオンボ…じゃなくて、クロノスを「幸運の象徴」みたいに扱い始めたの! 「クロノスがスタジアムに来るとチームが勝つ!」とか、「あのくたびれたシートには勝利のオーラが宿っている!」とか…。
もう、バカじゃないの!? って感じよね。クルマとサッカーの試合結果が関係あるわけないじゃない! シュルツェ監督も、当然ながらカンカン。「ふざけるな! 我々の勝利は、日々の厳しい練習と戦術の賜物だ! あんな鉄クズのおかげではない!」って、記者会見で吠えてたわ。…まあ、その気持ちも分からなくはないけど。
でも、なんだかんだ言いつつ…ねぇ?
ただね、面白いのが、あんなに「関係ない!」って言い張ってる監督自身が、試合前になると、必ず自分でクロノスをピカピカに洗車してる姿が目撃されてるのよ。しかも、誰も見ていないと思って、タイヤをポンポンと叩きながら「頼んだぞ」みたいに呟いてるとか、いないとか…。なんなのよ、それ! 全然、ただの足じゃないじゃない!
それに、最初は「監督、あのダサいクルマどうにかなりません?」なんて言ってた選手たちも、勝ちが続くにつれて、なんだかクロノスに愛着が湧いてきちゃったみたい。「幸運のクロノス様!」なんて言って、試合前にボディを撫でたりしてるんですって。監督はそれを見て「お前らまで浮かれるな!」って怒鳴るらしいけど、その顔は、なんだか嬉しそう…だったりして? うふふ。
これからどうなるの? 別に、期待なんかしてないんだから!
まあ、FCヴァルトシュタットの快進撃がどこまで続くかなんて、私には分からないわ。どうせ、次の強豪相手にはあっさり負けちゃうんでしょ? そうなったら、「幸運のクロノス」なんて言ってた人たちも、手のひらを返すに決まってるわ。
でも、もし、万が一、億が一、勝ち進んじゃったりしたら…。あの、ちょっと古臭くて、世間からは忘れられかけてたマツダ・クロノスが、チャンピオンズリーグの、それも決勝トーナメントっていうキラキラした舞台で、ヘンな注目を浴び続けることになるのかしら…?
…別に、そうなってほしいなんて、これっぽっちも思ってないんだからね! ただ、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ、その結末を見てみたい気も…しないでもない、かな…? ま、どうでもいいけど! 勘違いしないでよねっ!